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<健康食品業界のマル秘トーク>
    一兆円とも二兆円とも言われる健康食品産業が成長し続ける理由


    これは、私の独断と偏見かもしれませんが、その背景には以下の様な理由が
   上げられます。


    1.技術の進歩により、人間の体の各種機能に対する有効な材料が分かってきた。

    2.それとは反対に社会が複雑・スピーディーな変化をしている中で、様々なストレス
     が人間の体に新たな症状を引き起こしている。(様々な精神・神経疾患や、
     電磁波による障害など)

    3.日本の医療技術や薬も発達してきたが、それでもまだ症状の改善が完璧では
     ない。

    4.代替医療による症状改善でもまだ完璧ではない。

    5.各人の体質が千差万別な為、各人に適当な改善方法を試行錯誤しながら、
     自分で見つけるしかない。

    6.まだまだ解明出来ていない自然の材料の効力があなどれない。

    7.各種企業の努力(?)により美容や老化防止等の人間の基本的欲求を商売の
     ネタにしている。 


  まだ、他にも理由はあるかもしれませんが、大きなものはこんな所ではないでしょうか。

  例えば、こんな統計結果もあります。


   1.
病気治療中の方で、病院の治療以外に、自ら探し出した民間療法を
     取り入れている方がどれくらいいるのかについて
     2004年、厚生労働省が全国で初めて実態調査をした結果、

        ・病院の治療のみと答えた方が全体(約4,000人)の55.5%
        ・民間療法併用と答えた方が44.5%
 

     
という内容でした。

   2.民間療法併用と答えた44.5%の方の内訳は、次の通りです。

         健康食品を服用  89.6%
         ・その他の方法    10.4%


   この結果から、ほんとに必要としている人は、大勢いるということがわかります。

   だから、以前テレビのニュースでも報道されましたが、アガリクス健康食品販売会社
   の社長が薬事法違反で逮捕された様に、上記のような消費者たちは業界にとって、
   言わば、”金のなる木”であり、この業界への参入が絶えないのです。


   ところで、皆さんは、この種の商品の原価構造をご存知でしょうか。

   製造原価で言うと、恐らく販売価格の10〜20%程度でしょう。化粧品と同程度、
   いや化粧品の方がもっと安いかもしれません。医薬品については、開発費が莫大で
   ある事や、販売価格を厚生労働省が決めてしまうので、なんとも言えません。

    従って、中間業者のマージンがかなりあると考えられがちなのですが、実際には、メ
   ーカー、中間業者共に、宣伝広告・販売経費にかなりお金を投入しています。

   それは、大体平均して販売価格の20%、多いと40,50%となるでしょう。
   そして、当然その他の経費(配送料、各種手数料、人件費、店舗運営費等)もあ
   りますので、販売当初は赤字(あくまでも小売業の店舗として)とい事も珍しくありま
   せん。

   ですので、

     ・リスクを恐れて、こじんまりとセコセコと商売をする業者と
     ・リスクを負って、1〜2年後に黒字化を目指して、出血大サービスをする業者
   とがあるわけです。 ちなみに、私は、前者ですが。。。(^^;;

    そして、後者が何故黒字化できるかと言えば、リピーターで儲けるからですね。
   新規顧客の獲得数は、彼らの生命線(倒産 or 大儲け)となりますので、自然と広
   告やサービス、キャッチコピーに力が入ってきて、顧客獲得合戦となります。


   違法表現がちまたにあふれかえる現状が理解出来たのではないでしょうか。
   (これについての詳細は、こちら

   という事で、皆さんもくれぐれもお気を付け下さい。
   






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