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< 命のサイン帳 >


以下に掲載させていただきましたお話は、
上田情報ビジネス専門学校
「私が受けたいココロの授業」(DVD)を、
知人からご紹介頂いて知りました。
ウエジョビの皆さんありがとうございました。
m(_ _)m



アメリカのディズニーランドでのお話です。

ある三人連れの家族(夫婦と息子)が、一週間の滞在予定でディズニーランドを訪れました。
息子が楽しみにしていたディズニーランドに来て、
全てのキャラクターにサインをしてもらうのが目的の一つでした。

ほとんどのキャラクターのサインをしてもい、あといくつかで全てのキャラクターのサインがそろう、
そんな時にその大切なサイン帳をなくしてしまいました。
お父さんは届けが無いか確認するため、近くのインフォメーションに行きました。

インフォメーションの女性スタッフ(キャスト)は、なくされたサイン帳の詳細をお父さんに尋ね、

「どんなサイン帳でしたか?」
「表表紙が緑色で、熊と猫と犬が書いてあります。そして、誰と誰と誰のサインが書かれています」

そして、全ての他のインフォメーションに連絡を取り確認しましたが、ありませんでした。
そのキャストは、まだ届いていないことを伝えて、更に尋ねました。

「いつまでご滞在ですか?」
「2日後のお昼頃には帰ります」
「帰る前に、もう一度このインフォメーションにお寄り下さい。
まだ心当たりがあります。きっとその時には見つかっていると思いますよ」


その後、そのキャストは自分で色々な場所を探し、聞いて回ったのでしょう。
他のお客様が持って帰ったかもしれません。
結局、見つかりませんでした。

しかし、そのキャストは諦めませんでした。
なんと、そのキャストは文房具屋さんに行って、
お客様から聞いたものと全く同じjサイン帳を探して探して探して、そして見つけて買ってきて、
全てのキャラクターにサインをしてもらいに回りました。

そして2日後、お父さんがやってきました。
「サイン帳はありましたか?」
「申し訳ございません。お客様のサイン帳を見つけることができませんでした。
でも、こちらのサイン帳をお持ち帰り下さい」


お父さんはそれを見て直に分かりました。
そこには、まだもらっていなかったキャラクターのサインを含め、
全てのキャラクターのサインが書かれていました。
そのキャストが用意してくれたものだということが分かったのです。
お父さんは何度も何度もお礼を言って帰って行きました。

その姿を見てキャストは、「今回はいい仕事ができたな」と、満足していたそうです。


数日後、そのお父さんから一通の手紙が届きました。



『 先日は、サイン帳の件、ありがとうございました。
実は連れてきていた息子は脳腫瘍で、
「いつ死んでしまうか分からない」、
そんな状態の時でした。

息子は物心ついた時から、テレビを見ては、
”パパ、ディズニーランドに連れて行ってね”
と毎日のように言っていました。
「もしかしたら、約束を守れないかもしれない」
と思っていたそんな時でした。

「どうしても息子をディズニーランドに連れて行ってあげたい」
と思い、「あと数日で命が終わってしまうかもしれない」という時に、
無理を承知で息子をディズニーランドに連れて行きました。

その息子が夢にまで見ていた、
大切なサイン帳を落としてしまったのです。


あのご用意頂いたサイン帳を息子に見せると、

”パパ、あったんだね!”
”パパ、ありがとう!”

と言って大喜びしました。

その息子が、3日前息を引き取りました。
死ぬ直前まで、息子はそのサイン帳をながめながら、

”パパ、ディズニーランド楽しかったね”
”ありがとう!”
”また行こうね!”

と言いながら、サイン帳を胸に抱かえたまま永遠の眠りにつきました。


もしあなたが、あの時あのサイン帳を用意してくださらなかったら、
息子はこんなにも安らかな眠りにつけなかったと思います。
私は、息子はディズニーランドの星になったと思っています。

あなたのおかげです。
本当にありがとうございました 』



こんな手紙がこのキャストの所に届きました。

この手紙を読んで、そのキャストはその場に泣き崩れたそうです。


(ディズニーランドのお話はここまでです)
ここからは、この逸話を語った比田井副校長のお話を要約しています)


そのキャストの流した涙は、その息子さんが亡くなられた悲しみもあったのでしょうが、
そのキャストにとっては、あの時精一杯のことをしておいて良かった、
という安堵の涙でもあったのではないでしょうか。

そのキャストが行ったことは、その息子さんと共にその両親も大いに救ったのではないでしょうか。
子供を先に亡くすという人生最大の不幸の中で、
息子に安らかな眠りを与え、人生を前向きに生きていけるように変えました。

今回のこのキャストの仕事はすごい事だと思います。
このキャストはたまたま運が良くて、こんな大事なときにこんないい仕事をすることができたのでしょうか。
恐らくこのキャストは、いつでもどんな時でも誰に対しても精一杯のことをしていたのではないでしょうか。
だから、こんないい仕事をさせてもらえたのではないでしょうか。

この手紙は彼女の一生の宝物になったのではないでしょうか。
将来子供ができた時も、子供に見せるとどんなにか喜ぶでしょうか。
”うちのお母さんすごい事をしたんだ。私も将来お母さんみたいな人になりたい”と。

やはり、この法則です。
与えるものは与えられる

そして、与えられることを期待して与えては、与えられません。

頭ではわかっていても、行動するのは難しいことです。
しかし、
その人の将来を、人生を、満足いくものに確実に変えていきます。




いかがでしたでしょうか?


書いていながら、思わず涙が出てきてしまいました。
もう読むのは何度目かなんですが。。。

「与えるものは、与えられる」
これは色々な所で言われていることかもしれません。
私も以前から実践を心がけてきていますが、
常に実行していくことは本当に難しいです。

しかし、目指さなければ、努力しなければ、実現できません。

言い訳をしないで、日々実践していきたいと思います。








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